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煙突の設置 |
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ますは、煙突の設置です。
煙突は「屋根から上」から設置します。
傾斜角度 30°のトタン屋根は結構滑ります。
滑って、落ちたら大けがの可能性「大」です。
【 怪我をしない 】
【 雨漏りをしない 】
が煙突工事の基本です。
材料を拾い出し、煙突の部材を発注しました。
どの様に取付けるのか不安な部分もありましたが、煙突や取付ける為の部材を見て納得しました。
「百聞は一見にしかず」です。
煙突部材と屋根のトタンの状況良く見たら、雨じまいの方法を思いつきました。
これで「屋根工事も自分で出来る」と確信しました。
ストーブ店の社長からは「雨漏りすると大変なので、屋根だけは業者に頼んだ方が良い」と言われましたが、「全ての工事を1人でやる」と決め、準備にかかりました。
煙突をストーブから真っ直ぐに立ち上げると、表側の屋根の頂上付近なります。
表側の屋根に穴を空けるのはみっともないので、煙突を多少曲げて裏側の屋根の頂上付近に出すことにしました。
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22-020
まず、屋根から落ちない為の命綱です。
屋根の表側の軒の太い梁に8mmのネジでロープを留め、裏側に回しました。
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22-030
このロープを頼りに屋根に登ってみましたが、30°の傾斜は結構きつくて、ロープだけでは登り降りもままならず、まして作業は危険だと思いました。
そこで、屋根の頂上から脚立をつり下げ登り易くしました。
これで、足もかけられ、何とか作業もできそうです。
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22-040
屋根に登ってみましたが、この作業は高所恐怖症の私には不向きな気がしました。
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22-050
でもそんなことは言ってられません。
家の中と外に2段の足場を組んで工事を始めました。
まず、屋根に穴を空けました。
内側からドリルで穴を空け、トタンも含め、四角く穴を空けました。
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22-060
煙突を屋根に固定するフールサポートを取付けました。
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22-070
ルーフサポートに二重煙突を取付けました。
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22-080
屋根の上側は、室内よりつき出した二重煙突に1mの二重煙突を繋ぎました。
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22-090
ラウンドトップという頭を取付けました。
煙突がつき出た部分の屋根には、フラッシングといいう部材をかぶせ、フラッシングと煙突の隙間はストームカラー(煙突の鉢巻きみたいなもの)をかぶせました。
ストームカラーと煙突の接触部分はシリコンコーキングをして雨が漏らないようにしました。
これで煙突から下側の屋根の雨じまいは完了です。
問題は煙突から上側の屋根です。
屋根の頂上はトタンがかぶせてあるので、その下側に挟んでトタンを折り曲げ、フラッシングの上にかぶせました。
強風の時など、横の隙間から雨が吹き込む恐れがあるので、広めのトタン(穴の幅・40cmに対して、90cm幅を使用)にし、尚かつ頂上の突起部分との隙間を紙粘土で埋めコーキングしました。
この方法で良いのかどうか分かりませんが、コーキング材の劣化等が無ければ雨は入らないと思います。
すでに何度か雨がふりましたが、今のところ雨漏りはありません。
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22-120
室内側は二重煙突の下にシングル煙突の自在直筒を取付けました。
自在直筒はトロンボーンのように、設置後も煙突が上下に動けるものです。
煙突は暖まると長さが伸びるそうで、屋根を突き上げないように、伸縮をここで吸収します。
これで、最も不安だった屋根と煙突工事が完了しました。 ホッ!!
屋根部分完成の記念写真です。
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